薬屋のひとりごと23巻24巻(一部ご紹介)猫猫の年齢 宦官とは⁉

この「薬屋のひとりごと」は、2011年10月に小説投稿サイトの「小説家になろう」で連載が開始されました。そこで人気を得たことのより第一部となる「後宮編」が2012年9月に「主婦の友社」で単行本として発売されました。

2017年には「月刊ビッグガンガン」「月間ビッグサンデーGX」とても人気のマンガとなります。

2024年3月時点では、シリーズの累計部数3300万部を突破している、大人気のマンガでございます。

猫猫という女の子が一人立ち向かう謎解きエンターテイメントです。

猫猫の色んな経験からの知識、推測、そして冷静な判断力、人を助けたいという思いからの行動力、とても見ごたえがあります。

2025年には第2期アニメ放送も決まっています。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

こんな人におすすめです

推理が好きな人、そして、実際の薬や毒の知識に興味がある方(ミカンの皮は血行を良くする、ショウガは体を温める作用がある、はちみつは赤ちゃんには毒になるなど)、それからストレス緩和(美しい上級妃、美しい妓女に癒される)などの効果もあります❢

こちらも、筋肉質な男性が好きな方、また腹筋が割れてる身体を見るのが好きな方❢女性の方には必見かもしれません❢

後宮を舞台にした歴史ものとしても完成度が高いのでこちらも好きな方にもおすすめです。

猫猫の年齢

猫猫の年齢は初登場時で17歳です。

数え年でですので、実際の年齢は15歳。

数え年ってなに?ややこしいところがありますよね❢

数え年とは、生まれたときの年齢を1歳としています。

以後、元旦を迎えるたびに1歳ずつ加えていく数え方です。

壬氏様の年齢は公称24歳とされています。

猫猫は壬氏のことを、「無駄に美形」と言っています。無駄に美形という意味もアニメを観ていくとだんだんわかってくるかも知れません❢

そして、壬氏と猫猫の関係性ですが、

わかりやすく言うと、上司と部下の関係です

でも壬氏は、猫猫に好意を寄せているような態度をとるのです。

劇中ではまだ気持ちは公には出ていないようですが・・・。

度々、猫猫の事となると嫉妬しては落ち込んだり、猫猫のことを一番に心配したり、観ていて猫猫のこと好きでしょ⁉と思うところがたくさん出てきます。

そういうギャップがかわいらしく見えるところ、壬氏ファンにとったらたまらないでしょうね(笑)

一方、猫猫は薬草や、毒に関してだけしか興味がないので、気持ちは一方通行でしょうか。

でもそのやり取りを観ているとおもしろいんですよね~。こういうところも見ごたえあります‼


壬氏のお仕事ですが、気になりますよね❢

壬氏は後宮の運営を管理する宦官です。

宦官(カンガン)とは、去勢を施された官吏君主や有力者に仕え、主として寵姫たちの住む後宮で働くにあたって生殖能力を制限されているため、女性たちの管理者としてふさわしかったのです。

身体を張った決断をよく決められたなって思いますが、壬氏には隠している秘密があるのです。

宦官と言われていましたが、普通の男性のようです。去勢はされていないみたいなのです。

猫猫は、おかしいと思っていたようなんですね。去勢しているのなら、体つきは丸くなるのに、筋肉質なのがおかしいと。(薬屋のひとりごと12巻)猫猫の薬屋としての経験上でしょうか、身体つきでわかってしまうのですから。


後宮の上級妃4婦人の年齢も気になりましたので、書いていきます。

(猫猫は玉葉妃のもとで毒見役として仕事をしています)

その玉葉妃の年齢は19歳(赤色の着物がとても似合っていて朗らかで優しい方)

リーシュ妃は14歳(一番幼くマナーやしきたりに乏しかったり幼い言動があります)

楼蘭妃18歳(感情をあまり表に出さず何を考えているかわからない淡白な性格)

阿多妃(アードゥオ)35歳 最年長ですが、中世的な美しさで淑妃(シュクヒ)の座に就いています(淑妃とは、位のこと)

とても個性豊かな上級妃の方たちです。

こちらの上級妃も色んなことで事件に巻き込まれたりしていますので大体の性格なども把握していると、すんなり入ってきやすくなると思います。

猫猫の父親は誰ですか?

猫猫は以前、花街に居た頃に、一緒に住んでいる人がいました。

その男性が父親じゃないの?と思う人が多いと思いますが

違うのです

猫猫の父親は・・・。

羅漢という男が実の父親です。

猫猫の父親は、後宮にいて軍部の変人軍師です。

どうしてそういう風に言われているのかというと・・・。奇異な言動や自分の都合優先で行事を欠席したり・・・。羅漢の行動には不可解なところもあったのです。

それで変人軍師と呼ばれていました。

もう一つ変人軍師と言われていたのは

羅漢は直感も鋭く、そして嘘が通用しないというキレ者でもあります。

羅漢の秘密もあります。

羅漢は人の顔を認識できない相貌失認症という障害を持っているのです。

可愛そうな面もあるのですね。

猫猫の父親と、猫猫のおやじ(薬師)の関係

羅一族であり、羅門と羅漢は血縁関係のあり、羅門からすると羅漢は甥にあたります。

薬師の羅門は、甥にあたる羅漢を不憫に思うのです。

羅門は羅漢にアドバイスしてあげるんですね。

体格や声特徴など将棋の駒に当てはめて人を見分ける方法です。

そうやって人の顔を区別できるようにサポートしたと言われています。

薬屋のひとりごと23話(一部)ご紹介します

猫猫は羅漢に将棋のお相手をしてほしいとお誘いに出ます。

賭け事の褒美については・・・

羅漢が勝てば⇒自分の子になってほしい

ただ羅漢は残された一人娘である猫猫と一緒に暮らしたいという親心を常に持ち合わせていました。

猫猫が勝てば⇒禄青館の妓女1人を身請けしてほしい

緑青館には年頃の妓女がいるから、やり手婆は片付けたがっているから。

勝負に関しては、猫猫の知恵作戦で勝利しました(猫猫はどうしても勝たなければならなかったのです)

 

猫猫は羅漢に枯れた薔薇を送りました。意味があるのですが、気付くのでしょうか・・・。

その青い薔薇というのは、羅漢が鳳仙と会っていた時に、宮廷内で薬師の羅門に教えてもらい青い薔薇を咲かせたことがあったのです。羅漢にとったら鳳仙との思い出となるのが青い薔薇なのです。

 

話はさかのぼりますが、羅漢はその青い薔薇の話を猫猫に持ち掛けました。咲かせられるか?と。

羅漢は咲かせたことがありますから、猫猫に命じたのです。咲かせて見せよ!と。嫌がらせとしか思えませんでした。今はバラが咲く時期ではない季節外れに言うのですから。

結果は猫猫のことですから、季節外れに薔薇を開花させ、青い薔薇を飾ることに成功しました。温室の小屋を作りそこで育てる方法、ビニールハウスのような感じですね。さすが猫猫‼

羅漢にとってはおもしろくない結果ですよね、無理だと思って嫌味で言ったのに、綺麗に薔薇を咲かせるのですから。

 

という一幕がありました。

先ほどの続きですが、猫猫はその咲かせた一輪の薔薇をドライフラワーにして、桐箱に入れ羅漢に送ったのです。

意味があるものに羅漢は気付くのか…

その意味は・・・

枯れても美しいままの姿の薔薇は、鳳仙の事を意味してたのです。

 

羅漢の心情はといいますと…

羅漢は3年後に帰ってきてから鳳仙には出会えなかったので鳳仙はもう亡くなっていると思い込んでいます。

 

薬屋のひとりごと24(一部)ご紹介します(現役のころ)

鳳仙は現役のころは、緑青館で、囲碁・将棋は負けなしの妓女として、人気を集めていました。

鳳仙は羅漢と囲碁で勝負をし、賭けの褒美を決めます。

鳳仙から言い出しました。

羅漢が勝てば⇒好きなものを与えましょう

私が勝てば⇒好きなものをいただきましょう

二人きりで囲碁の勝負をするんですが、二人は惹かれあっていたのでしょう。

手がふれあいそこから夜を共にしてしまうのです。

その後、羅漢は地方への遊説(政治化が各地を演説してまわるような。意見、主張を各地に説いてまわること)を命じられます。

鳳仙と、羅漢は手紙のやり取りをしていたのですが、3年という長い年月に、羅漢とは音信不通になってしまいます。

3年後羅漢が家に帰ってきて、机に上には山のような手紙が置いてありました。すべて鳳仙からです。

その中の手紙のひとつに、小指が土色になったものがふたつ入っていました。

小指を切って封筒に入れて手紙を出すって気持ち悪いと思いますが、意味があってのことだったのです。それは「本当に真剣にあなたの事を愛しているという証」と。猫猫の小指と、鳳仙の小指です。

羅漢は噂には聞いていたようですが。。。鳳仙の身請け話が破談になったと。

でも実際には羅漢のせいで身請け話が破談になったのです。

鳳仙は羅漢の子を妊娠していたからです。

時すでに遅し・・・

羅漢はそのことを帰ってきてから気付くのです。

やり手婆の気持ちがわかるような気がします。

有名な妓女の価値を落とした上に、羅漢は音信不通。。。

緑青館にとったら迷惑行為をされてしまった

やり手婆は羅漢の事を嫌いなうえに、二度と足を踏み込ませない、近づかせないと決めたのです。

 

~アイスブレイク~気持ちを落ち着かせましょう(私の気持ちですね…付き合わせてしまいゴメンナサイ)

ここでですが猫猫の名前、気になりませんか?

猫猫の名前の由来❢

当時羅漢が、鳳仙と囲碁の対局をしに来た時に、鳳仙花の部屋に生けてあるお花がありました。その花瓶の横にネコアシという植物があったのです。

そのネコアシという植物も鳳仙花(ホウセンカ)の花の様に、実が熟すとはじけて種が飛び散るという種類なんだそうです。

鳳仙の部屋の過敏には、鳳仙花の花とネコアシの花を一緒に仲良くいつも飾っていました。

名前の由来はネコアシから猫を取り、猫猫と名付けられたようです。

鳳仙の名前も鳳仙花というお花からいただいたものですので、自分の子にもお花の名前を取り入れたのですね。同じような種類に繋がりを感じますね。


羅漢は緑青館に向かいます。

年頃の妓女が並ぶ前で羅漢は枯れた薔薇の意味に気付きます。

羅漢は病人部屋に向かって走りだし、そしてずっと会いたかった鳳仙にやっと会えるのです。

亡くなっていたと思い込んでいたのですから、奇跡の瞬間に出会え生きていてくれてありがとうとしか思えません。

羅漢は鳳仙を身請けすると。「いくらでも金は出す」とやり手婆にお願いをするのです。

身請けは鳳仙に決まりました。羅漢には鳳仙だけなのです。

羅漢は相貌失認症で、顔の認識はできないのですが、鳳仙の顔はハッキリと見えていました。

「鳳仙花(ホウセンカ)の様にとても美しい」というのです。

鳳仙は本当は羅漢の事をずっと待っていたのかもしれませんね。

素敵なお話でした‼

最後に🌸🌸

初めて聞いたのですが「相貌失認症」とは、孤独感や疎外感を感じてしまうことの多い病気だそうです。

有名な人で言うと、ブラットピットさんがいますね。

ストレスからくるとも言いますので、ストレス社会といいますから、自分なりの発散法で生きていきたいものです。

そしてこの先の物語も、まだまだ事件は起こりそうです。

とても人気のあるアニメです。LINEスタンプもありました。

推理など好きな人には、ぜひ読んでいただきたと思います。

おススメのアニメです❢

めちゃコミック、youtubeなどでも観れますのでぜひ。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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